ジェットスキー操船マニュアル


ジェットスキーを操船する上で気を付けて頂きたい点を記載していきます。このページに記載されている内容は特に気を付けて、記載されていない点でも何かご不明な点があれば事前にご質問下さい。

※海域利用にあたってのマナー※
港内では絶対に最徐行(アクセルレバーを握らないでアイドリング速度)で走行して下さい。
また、他船、遊泳者、漁業施設等からは極力半径200m以上距離を開けて走行して下さい。
やむを得ず半径30m以内を走行する場合は最徐行で慎重に通過して下さい。
半径30m以上60m以内では低速(おおよそ時速25km)以下で、半径60m以上100m以内では中速(おおよそ時速40km)以下で走行して下さい。


利用者の心得
利用者自身により始動前点検を行い船体を下架して、海上で出港前に航海中点検を行い、サービス終了後に帰港して船体を上架するまでの全ての行為及び結果に責任を持ってもらいます。
責任が持てない方は当店スタッフの操縦する船体の後方に同乗するか、ウェイクボードなどのトーイングでお楽しみ下さい。
休憩後の再出発や運転手を交換する場合なども、必ず法令で定められた始動前点検及び航海中点検を行って下さい。
始動前点検や航海中点検の方法がよくわからないという方は、インストラクター同乗コースをご利用下さい。
出港前のチェックポイント
航海中のチェックポイント


注意事項
お客様が利用中に船体の破損、水没、ロープや砂などの吸い込みによる絡まり、詰りなどが発生した場合は別途料金をご請求致しますのでご注意下さい。


推奨書籍  熟読される事をお勧めします
特殊小型船舶操縦士 教本  水上オートバイを安全に操縦するために
発売 (株)舵社



ジェット初心者の方は、ベテランドライバー又は当店スタッフに同乗を依頼して、基本的な操作方法を身に付ける事を強くお勧め致します。
ウェイクボードやバナナボート等のトーイングも、ベテランドライバーや当店スタッフに同乗を依頼して、操船技術を身に付ける事をお勧め致します。

なお、当店スタッフの指導は、利用者の安全をサポートは致しますが、安全性を保障するものではありませんので、利用者の行為及び結果について責任は負いません。
利用者は当店の船体を大切に取り扱って頂くようにお願い致します。




前日、当日は必ず天候を確認されて下さい。操船はジェットスキー免許(特殊小型船舶免許)を保持する方のみ可能です。また、防水カバーなどを利用して、必ず携帯電話を所持して下さい。万が一防水カバーをお忘れになった場合は当店にて使い捨て簡易防水パックを100円で購入して頂きます。また、水濡れで壊れても一切責任は負えませんので、ご自身で所持する事をお勧めします。
防水カバー 画像
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乗船時
乗船は必ず後ろから乗り込んで下さい。横から乗り込もうとすると転覆する恐れがあります。もしこの時にバランスが崩れそうなら早めに飛び降りて下さい。ジェットスキーは転覆すると故障する恐れがあります。
乗船定員、体重を守って下さい。3人乗りジェットは乗船定員は3人ですが乗船人員の合計体重では215kgが限界となります。もし体重90kgの方が2人乗船したら、3人目に乗船する方は体重35kg以下の方しか乗船出来ません。


エンジン始動
水深80cm以上の場所でエンジンを始動して下さい。浅瀬でエンジンを始動すると、吸水口から小石や砂を吸い込んで故障の原因となってしまいます。始動は水深80cm以上で海藻や小石のない場所を選びましょう。
またエンジンを始動する前には、艇体を上下左右に揺すって吸水口に入った砂や泥、小石を落としてからエンジンを始動して下さい。


冷却水の確認
エンジン始動後 1分間ほどアイドリングで暖機運転をします。船体右前のほうにあるバイパス出口から水が出てくるか確認して下さい。これは冷却水が循環していることを示しています。もしここから水が出なければエンジンを停止して、ご連絡下さい。
運転中も時々確認して下さい。水が出ていないのに操船を続けるとオーバーヒートを起こす恐れがあります。


操船時
浅瀬や浮遊物の多いところで操船はしないで下さい。水深の浅いところでの操船はインペラや船底の損傷、冷却ホースの詰まりの原因となります。
高速の操船はその海域の安全性を低速で慎重に確認してから障害物の見当たらない深い場所で行って下さい。操船中にバランスを崩しかけた場合などは、ご自分の安全にも気を付けながら早めに飛び降りてください。ジェットを転覆させないようにご注意下さい。


トーイング時
発進時はロープが真っ直ぐの状態になるまでは低速で進み、ロープが真っ直ぐになったら徐々に速度を上げていって下さい。
トーイングロープが給水口から吸い込れてインペラに絡まらない様に注意して下さい。
ロープが船底に来た場合は一旦エンジンを停止して、ロープを巻き取るか海流で船底を通過するのを待ってからエンジンを始動して下さい。

バナナボートやビスケット、ウェイクボード等をトーイングする際は時速40km以上の速度を出すと危険ですのでご注意下さい。時速30km前後がよろしいかと思いますが、運転者ご自身の判断で調整して下さい。
トーイング物の破損等の不慮の事態も想定して、あまり沖に行き過ぎないように、ご自身で対処可能な範囲内でご利用下さい。

休憩時
ジェットを岸に乗り上げないで下さい。インペラや船底が損傷することがあります。また、速度検知用水車が損傷してスピードメータが作動しなくなることもあります。
必ずアンカーなどを利用して水面に浮かべた状態で休憩してください。


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Last updated: 2007.6.30 18:12

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